MathML 日本語情報

ここでは、数学マークアップ言語「MathML」に関する日本語の情報を掲載しています。

このページの目指すもの

MathML (和訳) は、HTML のようなマークアップを利用して、ウェブで数学を表現するための言語です。

インターネットはもともと理系の人々がコンピュータ上で情報をやりとりするために使われ始めました。このため、その黎明期から、数学をはじめとする科学の諸分野の情報のやりとりをHTMLと同じように実現できないかと、さまざまな試みが行われてきました。MathMLは、その一つで、ウェブで用いられるHTMLに数式の見た目だけでなくその意味も埋め込むためのマークアップ言語です。

MathML は、仕様書でも触れられているように、(HTML 以上に) 人間が読み書きするための言語ではありません。あくまで、コンピュータのプログラムが、数式情報を読み書きするための言語であることが第一目的です。もちろんMathMLはXMLの一種ですから、HTML同様、人間がテキストエディターを使ってMathMLのマークアップを作成することも簡単です。しかし、基本的には専用のエディターを使ってマークアップを作成する(その多くはコピー&ペーストなどによって我々が意識しないところで行われる)ことが前提となっている、と言えるでしょう。

仕様書

MathMLの仕様書は、他のW3C勧告に比べて、かなりラフな構成で書かれています。そこで、その雰囲気をある程度日本語にも反映させるために、語調は「ですます」調を使うようにしてあります。

ご意見があれば、ぜひご連絡ください

MathMLの実装

MathML 情報

初心者向けの情報

FAQ (よくある質問)

W3C の中に MathML FAQ なるページがあります。翻訳はしばらく先になる見込み。

あと、W3Cではないですが、Design Science社の A Gentle Introduction to MathMLもお勧め。

その他リンク

教材系

その他、日本語対応ソフト等

MathMLの解説

翻訳関係