2011-10-17 MBA 502 Day 1
● [MBA][講義メモ][OTD] 組織論
- 組織とは何か
- 組織のセオリー
- セオリーの問題点
本日はオリエンテーション。
「(任意の)組織を表す絵を描け」と言われたら、どのような絵を描くでしょうか。一般的に、半分くらいの人は組織図を描くそうです。しかし、ほとんどの組織図は、組織がどのように細分化されているかを表すだけで、それぞれのパーツがどのように機能しているか、どのように連携しているか、どのようなビジョンに向かって組織が動いているか、といった情報を知らせてくれません。今日のクラスでは、世界地図に組織の拠点をプロットしたグループもいましたし、「ビジョン-労働の分割-相互依存」といったモデルを示したグループもいました。
このように、組織というものを説明しようとするときには、複数の考え方(セオリー)が存在しますが、どんな組織にも適用可能で組織のすべてを表現できる単一のセオリーは存在しません。このため、組織のセオリーを考える際には、複数のセオリーを組み合わせて考えるべき、とのことです。
ここで、3つの典型的な組織のとらえ方が紹介されました。
- Rational System としての組織
- 特定の目的のために存在し、効率を求めて動く組織
- Open System としての組織
- その環境の産物であり、環境に依存する組織
- Natural System としての組織
- 構成員がそれぞれ好きなことをしている組織
ほとんどの組織はどの性格も有していますが、たいていはどれか一つの性格が前面に出てくるようです。
● [MBA][講義メモ][PCOMM] プロフェッショナルコミュニケーション
本日はオリエンテーション。
どのMBAプログラムも、たいていプロフェッショナルコミュニケーション、ビジネスコミュニケーション、といった名称で、このような授業を提供しているそうです。それは、ビジネスとはコミュニケーションそのものであり、実に85%のリクルーターがコミュニケーション能力の高い学生を重要視しているから、だそうです。
この授業では、オーラル・ライティングの両方の能力向上を目標としていますが、今日はオリエンテーションということで、ライティングにおいて重要とされている Seven C's(7つのC)が紹介されました。
- Completeness (5W1Hを忘れない)
- Conciseness (重複を避け、回りくどい説明を避ける)
- Consideration (機械的に書かない、読むことによるbenefitを加える)
- Concreteness (具体的な事例や数字を用いる)
- Clarity (短くわかりやすい単語を用いる。専門用語を多用しない)
- Coutesy (正直に)
- Correctness (誤りがないよう確認する)
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