2006-07-01
● [酒] ペッシェドーロ (新宿)
暑かったので、まずはよく冷えたスプマンテで乾杯。テラス席で、暑いながらもそよ風が心地よい。もうちょっと線路沿いだったら総武線とか山手線とかが見れて楽しかったかも?
パスタとリゾットを一皿ずつ、あとはワインやビールでほろ酔いになって軽くドルチェ(デザート)とコーヒーを飲んで、二人で8000円弱。ちょっと高めだったけど、なんだか理想的な夏の夕べって感じだったので満足。
夕方にテラスでよく冷えたお酒を飲むのって最高。京都の川床なんてのもこういう感じなんだろうか。川の傍だからもっと涼しいんだろうなぁ。いいなぁ。
ちなみにこの店、店名は「Pesche d'oro」、和訳すると「金の魚」だ。いたるところでこの名前のトラットリアを見かけるけど、全部チェーン店だとは思わない。何か謂われのある店名なんでしょうか…?
● [ネット] 電子メール系のコミュニティについて
ペッシェドーロ、思えば2年前にSquirrelmailなスコットさんと打ち合わせして以来だ。オープンソースの電子メールスイート系の日本ユーザー会がもっとも活発だったのはあの頃だったなぁ。最近はどこも停滞気味。日本で一番UNIX系に強いと言われた(??)日本Sambaユーザ会も最近はMLの流量が激減してるし。あれですかね、2000年前後から登場し始めた人々がオープンソースのコミュニティ活動ができなくなって --- つまり就職したり転職したりで環境が変わって --- もはや続きをやる人がいないというか。最近の人はいちいちユーザー会なんて作らずに巨大掲示板とかで議論しちゃうんだろうし。もはやインターネット 1.0 (謎)な部分は日の光を浴びることはないのでしょうか。
こういう流れってもう一度活発化させるほうがいいのか、それとも自然消滅させたほうがいいのか…。どうしたもんでしょうかねぇ。しかしまぁ、もうMLベースのコミュニティ活動というのは続けられないという良い証左ではある。
2006-07-04
● [地球科学] ディスカバリー打ち上げまで7時間半
ディスカバリー打ち上げまであと7時間半。
なんだかんだで物議を醸し、様々なトラブルで打ち上げが順延されて結局いつも通り(?)アメリカの独立記念日に打ち上げされることになった。今回は本当にちゃんと飛んでほしいものです。ISSも完成できるといいなぁ。
それにしても、NASAのサイトって発表が現地時間なんですが、せめてUTCを並記してほしいところ。夏時間も加わってEDTなんて言われると、ぱっと時間がわからない。EDT = EST+0100 = UTC-0400 = JST-1300ってことは、July 04, 14:38 (EDT) = 7月5日03:38 (JST)となるんだけど、本当にこれで正しいんだかどうだか。
写真はNASAのサイトより転載 (参考: NASAウェブサイトへのリンクと画像利用について)
2006-07-05
● [地球科学] ディスカバリー打ち上げ
NASA TVでSTS-121 Discovery打ち上げのストリーミング中継を観た。今のところ何事もなく無事打ち上がって何より。
それにしても、周辺技術も地味ながらずいぶん向上してますね。無線の音声もクリアだし、地上から追尾するカメラの望遠でもくっきり見えるし、ストリーミング中継も40秒遅れとは言えサクサクと日本で観られるし。あとはスペースシャトルそのものですね。
2006-07-16
● [雑記] マダム・シルキュ(Mme. Cirque)
夏カレーを食べに行ってきました。フレンチなのにカレー?というツッコミはさておき。
店内はいろいろ趣向を凝らした内装で、じーっと見ているとどんどん新しい発見があって楽しい。料理は奇抜な内装とは裏腹に、結構トラディショナルな味をしっかりと出して(でも盛りつけはしっかりとアレンジしてある)美味。
昼間から軽くスパークリングワインでも飲んでゆっくり過ごすには良いのでしょうが、席が少ないのと、地下にあるのが難点。まぁ、地下にあるからこそこういう内装ができるのですが。
2006-07-17
● [地球科学] 日本沈没
海の日に、日本沈没という映画を池袋で観てきた。17時半からの回に行ったら満席で、20時20分からのレイトショーにしました。わりと好調な出だし…?
内容はネタバレもなんなので控えますが、まぁ地学屋としては楽しめるんじゃないですかね。映像のクォリティも高く、なかなか面白かった。一方、カタストロフィックな演出が多すぎるとかいろいろツッコミどころは多いんですが、特に途中まではそれっぽく描いてるのに結末があっという間でちょっと尻すぼみな感じなのが残念。
しかしまぁ、全体としては人間ドラマ性もあって見応え十分。恋愛面もアメリカ映画にはない展開で、新鮮さすらあります(「抱いて」のシーンとか)。同じ地球ネタでもザ・コアとは180度くらい方向性が違ってました。
次は日本以外全部沈没を観に行きたい。
2006-07-23
● [雑記] TOEIC
TOEICを受けに筑波まで行ってきた。 柏からなら近いかと思ったけど、結局土日はイベントもなく柏には泊まらかったし。柏からでも1時間で860円もするし西船橋からだと1000円以上かかる。時間と金を考えたら普通に千葉とか東京にしておけばよかった。ムシャクシャしてやった、今は反省している。
で、新しくなったTOEICはというと、噂どおりPART 2〜4のリスニングでいろんなアクセントが使われてて難易度があがっていた。 てゆーかオージーアクセントは聞き取れない。7年前の英語の先生はオーストラリア出身だったけど、こんなに聞き取りにくかったかなぁ。実はオージーじゃない未知のアクセントなんだろうか?逆にJanglishがないのは日本人には不利なんじゃないか??
でもこれって日本語検定にリスニングがあったとして、聞き取りに関西弁とか秋田弁とか鹿児島弁とかがあるような感覚なんだろうか。だとしたら俺は秋田弁なんてまったく聞き取れない気がするけど…。
リーディングは穴埋めが増えたりして簡単になっていた。まぁこちらは問題なし。満点狙えそう。
2006-07-28
● [雑記] 合宿研修
この数週間ほど、職場の合宿研修(新人研修)でした。
近い世代の人々で夜な夜な飲み会をして、バカみたいに飲んでました。普段自分の職場だけだとどうしても世代が離れた先輩方しかいないので、こうやって若い人だけでバカ騒ぎしながら飲むのは本当に久々で、なんとも楽しかった。
まぁ、別にそういうバカ飲みばかりするつもりはもちろん無かったのですが、しかしせっかくの合宿研修だから飲み会でもやらなきゃ研修の意味がない。個人的には、社会人にもなったら座学でできることは自習で学べるんだから、わざわざ研修をするということは(1)参考資料のない最新の勉強をする(2)親睦を深める、のいずれかに注力しないと研修の意味がないと思うのです。
こうやって全国の同期が一堂に会する機会はもうないんだなぁと思うと、ちょっぴり残念ですが、各地の同期が東京に用事があるときに声をかけてくれることに期待、ですかね。
職場環境、住居環境
さて、職場そのものは冷房が効いているんだか効いていないんだかわからないくらいの微弱冷房なのですが、研修所は冷房が快適に入ってました。研修所の寮も部屋ごとに冷房入っていたし。心地よい環境でした。
ところが研修中に東京・千葉も徐々に梅雨らしさが後退し、今ではすっかり夏模様。久々の職場は暑く、そして冷房のついていない寮はまさに蒸し風呂状態です。早朝の時間帯には多少は涼しくなるものの、一体8月に入るともっと暑くなるんだろうか…?
そこで気象庁のホームページで昨日の千葉の最低気温を見ると24度弱、8月の日最低気温の月平均値を見ると7月よりちょっと暑くて22度〜24度。完全に梅雨が明けると、今より2度くらい暑くなりそう。これは冷房買うしかないかなぁ。
地球温暖化で、100年後にはこのあたりは2度くらい温度が上昇すると言われています。こういうギリギリな条件だと、2度の上昇もけっこう大きいものです。
2006-07-30
● [雑記] 六義園で散歩
ほんのり涼しかったので、六義園に散歩。
いやぁ、都市の中の水辺は周辺より3度くらい涼しいっていうの、本当ですね。日陰に入ると森の効果もあってかひんやりしてました。確かにこの面積いっぱいに高層ビルを建てれば相当の住宅が確保できるでしょう。でも、こういう空間がないと人間社会って壊れちゃいますよね。
経済発展に限界があるということがわかったのに、日本人がなお金銭的な「儲け」や「損」ばかり追い求め、精神的なゆとりや安らぎや文化などを軽んじるようになってしまったのは、なぜなんでしょう。十分に広い敷地面積の中にたっぷりの森林を有する公園がある、それって魅力のある大都市のポイントだと思うのですが。ニューヨークのセントラルパーク、パリのブローニュの森、そういったものも参考にして都市作りを考えませんか?
思うに、都市が目指すべき方向が上の方向だとして、今の東京がわずかに下を向いているとします。そうすると、今の人たちにとっての発展というのは、東京のベクトルをそのまま拡大することだと思っているんでしょうか。本当は、ベクトルの大きさではなくて、ちょっとずつでもよりよいものを目指してベクトルを上向きにすることが目標だったはずなのに。
地価の高いところに隙間があったら建物を建てたいのはよくわかります。でも、隙間を隙間のまま残しておくのも、またゆとりなんですよ。
■ ぷらっそ [写真、撮ってたね。 まさかこんな素敵な写真が取れるとは。 研修同期のオイラはバックの建物が懐かしかったりします。 親..]
■ wassy [これといって撮るものがないときには 花は便利なんですよね。]