2005-09-24
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GyaO
実家に帰ったときに、父が「最近はネットでテレビも観れるんだよな」といって GyaO を教えてくれました。
接続すると、まずは性別・居住地・誕生年月・メールアドレスの入力を促されます。テレビって割と個人の嗜好が表れるだけに、こういった情報と紐付けされるのは非常に気持ちが悪い。これ、「user@example.co.jpな人は音楽・映画チャンネルをよく見る」という情報が大量にリストアップされれば、十分利用価値があって、流通されやすい情報なんですが…。
利用規約を見ると、個人情報の利用目的について
視聴者の興味、嗜好等の属性情報に基づき本サービスにおいて、バナー広告や動画広告等の送信、表示等を含む様々な方法により、当社または第三者の商製品・サービスの広告宣伝行為を行うため
という記述すらあります。「第三者の広告宣伝行為のため」って、要はなんでもありってことですよね。第三者ってのが誰なのか明示すらないし、非常に怖いです。
個人情報保護法があれだけ騒がれ、靴屋ですら「個人情報の利用について」という用紙を配布するような時代に、ここまで無頓着なのはなかなか驚きです。
(追記)
視聴設定のページには「個人を特定するものではありません」と書かれている、という指摘を受けました。しかし、そもそも「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法)では個人情報を「生存する個人を識別することが可能な情報」(同法第2条第1項) と定義していますから、一般的には、今回のGyaOのようにメールアドレスを大量に取得する場合には個人情報として取り扱うべきです。そういったことを考慮しないかのように見せる「利用規約」が、同法施行(2005年4月1日)後の2005年4月25日に掲載されていること自体が不思議なのです。