2005-01-22
● 電子メールと機種依存文字
まぁ、何を持って「機種」というのか、もはやWindows全盛期の今となっては今も昔、ではありますが。
さて、電子メールなのですが、当事者間で同意さえあればどのような文字コード(これまた曖昧な言葉ですが)を使っても構わないわけで、そりゃUTF-8でもISO-2022-JP-2 でも、好きなものを使えばいいと思います。
でも、いくらヘッダでUTF-8を指定しようとも、まともにUTF-8を扱えるメーラーがどれだけあるのか、そもそもUnicode 3.2を使うのかUnicode 3.1を使うのか、Shift_JISとUnicodeのマッピングはMS系なのかSun系なのかそれとも…などなど、いくらでも問題はあるのです。
それをまったく考えずに「Unicodeで送れば機種依存文字の問題なんて軽くクリア」「電子メールは原則UTF-8でお送りします」(nii.ac.jp)なんていわれると、今までの我々の苦労や努力っていったいなんなんだろう、と思います。まぁ、想像力の欠如といえばそれまでなんでしょうけど。
MathMLにしても、Unicodeの数学用演算子のうち半分以上が正しいグリフとして表示される環境なんてあるんでしょうか? 少なくとも、うちのWindows 2000環境では、特殊なフォントでも使わない限りこれらの記号は印刷にはとても耐え切れない小汚くて「なんとなくそれっぽい」記号しか表示されません。
もちろん、どうしても多言語の文章を書くときにはUnicodeも必要になってくるし、そんな状況での使用はしょうがないと思うんですけどね。実際、翻訳者一覧 (w3c.org)とかだと名前はきっちり母国語で書きたいし。