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Public Diary


2004-08-06

前提の違い

世の中の人々は、まぁそれぞれに様々な生き方をしてきたわけで、背景にある前提も違えば視点も違う。問題は、それをどう吸収していけるかということだとは思うのですが。

http://science3.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1045628968/l50

中学生、高校生(理系)、大学(教養)、大学(専門)のそれぞれの知識レベルの人々が混在して、それぞれのとらえ方で「虚数とは何か?」を話そうとしているから収拾がつかない。それぞれ、「現実レベルでたとえるとどうなるのか」「虚数とは実際にどういう性質がある数なのか」「虚数は実数と同様にとりあつかえる『モノ』なのか」「虚数とはそもそも何か」を知りたいと思って、平行線をたどってゐる。

そもそも、「文系」ってなんだよって思います。「数学・物理系の科目がわからない人」ってことですか? 社会人になったら区別はないんですかね。いわゆる「理系」だって文章力や法律知識は必要だし、"文系" の人々が時々口にする「おれって文系だから」という免罪符から推測するに、「文系 = 理系 − 各種知識 − 技能」とかいう式が思いつくのですが、いかがなものか。


2004-08-07

AntiVir MailGate (avgated, avgatefwd)

いままで電子メール用のウイルススキャナとして、AntiVir MailGate を試用していた。

AntiVir の INSTALL.* というファイルを読むと、インストール方法にはいくつかのやり方があって、

  1. 単独のメールデーモンとして外部からの smtp 接続を待ち受け (avgated)、スキャンしたらそれを別のサーバー・ポートに転送する (avgatefwd) 方法
  2. 外部からの smtp 接続は、従来のメールデーモンが待ち受け、そのフィルタとして AntiVir を用いる方法 (postfix でいう content_filter)
    1. AntiVir をコマンドラインから起動する方法 (/usr/bin/antivir を直接起動)
    2. AntiVir のデーモンを立ち上げる方法 (avgated に接続)

が、主な手法のようだ。

というわけで、せっかくIPアドレスが豊富に余っているので、まずは1番目の手法を試してみた。でも、この方法は問題があった。

AntiVir はあくまでウイルス対策ソフトの位置付けであって、spam 除去ツールではない。そのため、1段階目の AntiVir が受け付けた「ウイルスではないメール」を、2段階目の smtp デーモンが「spam の疑義があるメール」として拒絶してしまうことがしばしばあって、そしてそのエラー配送先がわからなくなってしまうためにメールスプールがすぐに一杯になってしまうのだった。

というわけで、結局、せっかく avgated と avgatefwd というデーモンまで用意してあって有用に使えそうにみえるのだけれど、実際には smtp デーモン類はなるべく同等のセキュリティポリシーで運用しないと途中で整合性がとれなくなって、今回のようにメールスプールが一杯になってしまったり、行き所の無いパケットたちが生まれたりする。

改善方法としてはいくつかあるだろう。ひとつには、2番目の方法に切り替えること。今はこの方法にしようと考えている。が、長期的に考えるなら、あるいは AntiVir の開発元の H+BEDV の視点で考えるなら、他の一般的な smtpd が採用している手法を avgated にも一通り実装することだ。たとえば、ip 逆引きできないドメインは受け付けないとか、open relay database にリストアップされているホストからの接続は受け付けない、などなど…(現段階では実装されない)


2004-08-08

学歴社会

「学歴社会」というキーワードで検索してこの日記にたどり着いた人がいるようだ。ただ、世の中には「学歴社会」という言葉で2種類のイメージをもつ人がいるようなので、このイメージをそれぞれ「縦の学歴社会」「横の学歴社会」と名づけることにする。

「横の学歴社会」とは、一般的に今日の日本において大学による(と信じられている)職業上でのあるいは就職状況下における順位付けが優先されている状況のことを指す。一般的にこのコンテクストで用いられる「学歴」とは、単に大学名なのであるが、一般に「司法試験という難しいテストに受かったんだからこの人はすごいに違いない」という推測における「司法試験」という単語を「東京大学の入学試験」という言葉に置き換えたときに、両者の間に違いはないのであって、結局は、目の前にいる初めて会う人に対し、その人の持つラベルもしくはレッテルで判断する以外に判断基準が少ないことに起因しているはずだ。だから、その判断基準を覆い返すだけのモノがあればいいだけの話であって、この「横の学歴社会」は、一般的なイメージの学歴社会としては批判の対象ではあるかも知れないが、だからと言って学歴そのものが否定されるものではない。

翻って「縦の学歴社会」は、高卒か大卒か院卒か、という区別であるけれど、このことについて、日本の社会はずいぶんと低学歴の社会なので、今の時点では学歴はあまり話題にならない。大学院を出た人が大学を出た人より優遇されるかというとそうでもなくて、結局低学歴な人が社会を闊歩している。ところが、諸外国では大学院卒の人が幅を利かせているので、国際社会の今、日本のトップが教養に欠けているということを考えると、もはや日本は危機的状況下にある。

そういう意味で、意味の無い「横の学歴社会」を批判している暇があったら、「縦の学歴社会」になっていないことについて憂慮してみませんか?


2004-08-16

"apt" for Red Hat Linux 9

redhat network でのサポートが終了してから久しく放置されっぱなしの某所サーバーのパッケージアップグレード用に、apt を入れた。apt そのものはこの washitake.com (Fedora Core) ですでに使用しているものの、Red Hat Linux へのインストールははじめてなので、一応作業ログ。

http://apt.freshrpms.net/ から apt for Red Hat Linux をダウンロード。さすがに最初から公開されているバイナリを入れるのは(なぜか)抵抗があるので、SourceRPM からの再構築 (rpmbuild --rebuild apt)。それぞれのバージョン用のパッケージは、既にそれぞれのダウンロード場所が設定されているので、基本的にはバイナリが構築できてしまえば、インストールするだけで設定無しで使える。これは便利。

というわけで、まずはアップグレードの前に更新されたパッケージの最新リストを入手。これには apt-get update というコマンドを利用する。

wassy@i386> sudo apt-get update
Get:1 http://ayo.freshrpms.net redhat/9/i386 release [1171B]
Fetched 1171B in 0s (1260B/s)
Hit http://ayo.freshrpms.net redhat/9/i386/os pkglist
Hit http://ayo.freshrpms.net redhat/9/i386/os release
Hit http://ayo.freshrpms.net redhat/9/i386/updates pkglist
Hit http://ayo.freshrpms.net redhat/9/i386/updates release
Hit http://ayo.freshrpms.net redhat/9/i386/freshrpms pkglist
Hit http://ayo.freshrpms.net redhat/9/i386/freshrpms release
Reading Package Lists... Done
Building Dependency Tree... Done

一応 apt-get check でリストのチェックもする。

wassy@i386> sudo apt-get check
Reading Package Lists... Done
Building Dependency Tree... Done

apt-get update の最後の工程と一緒? それから、パッケージの更新のチェック。-s オプションがあると、実際にはアップグレードしないので、何が更新されているのかチェックだけできる。

wassy@i386> sudo apt-get -s upgrade
Reading Package Lists... Done
Building Dependency Tree... Done
The following packages will be upgraded
  XFree86-75dpi-fonts XFree86-Mesa-libGL XFree86-font-utils XFree86-libs
  XFree86-libs-data XFree86-truetype-fonts XFree86-xfs cups-libs cvs
  gdk-pixbuf glibc glibc-common glibc-devel grep iproute lha netpbm
  netpbm-progs nscd openssl openssl-devel utempter
22 packages upgraded, 0 newly installed, 0 removed and 0 not upgraded.

パッケージの依存関係から、22個もアップグレード対象になっていた。ひぇぇー。というわけで、-s オプションをとってアップグレード。中身は rpm なので、やっていること自体は rpm と変わらない。

あとは cron に apt-get update && apt-get -s upgrade を仕込んでしまえば、毎日でも新しいパッケージのチェックができるようだ。


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